あるがままに 感謝の日々

絶望から必死に立ち上がろうともがいている死別シングルマザー(2児の母)の日記です。

嘘だ 信じられない

あらためて、夫がこの世にいないことが嘘としか思えなくて、信じられていません。

三回忌が終わったにもかかわらず、現実感がまるでありません。

現実を受け入れようと思っていますが、本能的に受け入れることを拒否しているのだと思います。

それくらい、信じたくないし、受け入れたくないことなのです。

毎日寝る時に、夫の遺影を見ては不思議な気持ちになります。

なぜ、黒い縁の額に入ってるの?

なぜ動かない?

なぜ喋らない?

なぜ帰って来ない?

なぜ日常が戻って来ない?

あの日から、嘘の現実を生きてきたような感じがします。

まるで虚構の世界。まるで夢の中のような。

悪い夢の中で、悪い夢が醒めるのをただひたすらに待ち続ける毎日。

こんなんじゃいけない、まともな人間としてきちんと現実に向き合い、子どもたちのためにもしっかり生きなくては。

そう思うのに、そのスタートラインにすら立てない。現実を受け入れることすら出来ない。

そんな弱い自分にうんざりするし、子どもたちにとって大事な成長期にしっかり向き合ってあげられていないし、これからきちんと向き合っていかなければならない現実に恐怖すら感じる。

一番頼りたい相手であり、一番認めて欲しい相手がいなくなってしまい、何を支えにして頑張ろうかと戸惑うばかり。

辛い経験をばねに、むしろその辛い経験を活かして人生を有意義なものにできたら素晴らしいと思うのだけど、そんなに強くなるには、どうすればいいのだろう。

とにかく、強くなりたい。